本社スタッフ
Y.K
支社総括本部 支社管理部 業務グループ
大学のゼミ旅行で、東日本大震災の被災地を訪問しました。営業職を目指していた私は、働く建機を見て、機械販売を通じて復興、発展に関われるのっていいなと興味を持ったことを覚えています。社会貢献できる仕事を探して就職活動する中で、偶然コベルコ建機日本に出合い、会社説明会に参加。良い面も悪い面もオープンにしてくれる様子に非常に好感を持ちました。スケールが大きいものを扱う魅力や、責任も伴いますが、だからこそ自分も成長できるという期待がありましたし、将来的なライフスタイルを考えたら、福利厚生の手厚さをありがたく感じるだろうとも思い、入社を希望。他の建機メーカーも見ましたが、心動かずでした。
私の部署の仕事は、営業と工場の橋渡し的な役目です。需要や動向に応じて工場に機械の生産を依頼したり、納車に向け機械の手配をしたり、出荷時期の調整を行ったりするのが主な業務です。各地の拠点の営業スタッフから来る要望を、工場と話し合いながら、過不足なく、遅延なく、お客さまにお届けできるよう調整しています。私は入社から3年間営業を経験し、現在の業務グループに異動。最初は重機ショベル、いまはミニショベルの担当で西日本エリアを受け持っています。
生産工場の担当や、各拠点の営業スタッフとコミュニケーションを取りながら、予定通り無事にお客さまの元に機械が届くとうれしく思います。データの解析や現場の声を参考に、先を見据えて生産をコントロールするのですが、「この機械の受注が増えそうだから、生産を増やそう」「この機械は急いで出荷しないといけないから最優先で」といった戦略が必要で、間違えると生産したものと、実際に受注したものが合わず、納期が滞り、販売に影響を与えます。プレッシャーもありますが、予測が当たり、スムーズに進んだときの達成感は大きいですし、自分のモチベーションにもなっています。また、営業から製造までのいろいろなものが見えるポジションで、俯瞰の目線で全体が見えるのも面白いです。
製品がさまざまな場所で活躍し、社会貢献していることがシンプルに素晴らしいと思いますし、お客さまの業務そのものに直結するものであり、責任感とやりがいを感じられる商材です。働く立場としては、若いうちから大きな仕事を任せてもらえることが魅力。最初に営業所に配属されたときは、新卒ながらも大切な代理店を担当させてもらい、また部署を異動したときは、広くエリア全域を任せてもらえたりと、若いうちからどんどんチャレンジさせてもらえます。時に失敗することもありますが、絶対に放置されません。アドバイスやフォローもしてもらえる環境なので、最後まで頑張れますし、挑戦が成果へつながっていきます。
業務グループは8人で構成されており、年齢層も幅広いですが、日々の会話も活発で、相談もしやすいと感じています。また、市川本社はさまざまな部署が同じフロアにいるため、気軽に担当部署に相談ができ、知見を広げることができます。実際、営業スタッフからいろいろな問い合わせが来るのですが、分からないことがあった時は、すぐサービスや販売促進の部署に聞きに行きます。人に質問することがストレスにならないので、あいまいなまま勝手に答えてしまうといったことがなく、トラブルが生まれにくい環境だと思います。
一番大切にしていることは、どんなことでも主体性を持って対応すること。営業や工場の立場になり、またお客さまの気持ちになり、自分事と捉えて取り組んでいます。また、どんな仕事も人が関わり、協力して成り立つものなので、思いを共有するためにも会話を大切にしています。特に問い合わせや相談いただいたことに対しては、メールやチャットなどの文字だけでは分からないニュアンスを汲み取ることが重要で、会話を重ねて最適解を導くようにしています。たとえば、納期で「早くほしい」と営業から言われたときに、本当に急ぐのか、どれくらい急ぐのか、温度感などを察し、営業スタッフが希望するタイミングで出荷できるよう、機械手配や生産の調整をします。
野球観戦が好きで、平日はアプリで観戦、休日は球場に足を運んでいます。ずっと東京ヤクルトスワローズを応援していますが、最近、北海道日本ハムファイターズのファンにもなりました。自分自身、草野球をやっているので、トレーニングも続けています。守備はセンターかレフトですが、ピッチャーもやりたくなって、目下練習中です。