サービス
Y.M
中四国支社 広島工場
高校の研修旅行の企業見学で、コベルコ建機の五日市工場を訪れた際に大きな建設機械を製造する迫力に魅せられ、KOBELCOに興味を持ちました。もともと建設機械や工事現場が好きで、建機を操縦する人になりたいと思っていたくらいなので、学校に求人が来ているのを知り、完全にその気に。夏休みには尼崎の工場にも見学に行きました。他メーカーも調べましたが、KOBELCOの印象がよく、全く迷いはなかったものの、実は、コベルコ建機とコベルコ建機日本の両方から求人が来ていました。親や先生はメーカーのほうがよいと思ったみたいですが、私はさまざまな機械に触れて、いろいろな現場を見られるサービススタッフの仕事をやりたくて、コベルコ建機日本に入社しました。
部署としては、修理やメンテナンス、改造をするのが仕事です。私は、機械にトラブルが発生した際に、お客さまの現場に赴いて修理を行うことが多いです。また、工場内で重整備(エンジン載せ替え・本体全塗装・溶接作業・改造工事など)をすることもよくあります。重整備は、あらゆる技術が集結した作業。大変ですが完成したときの喜びは大きいです。以前、35トンクラス解体機の重整備を1人で担当したことがあります。かなり使い込まれた機械で、エンジンのオーバーホール、全塗装、板金、本体のパーツ交換などなど、さまざまなスキルが必要な作業で、1ヵ月くらいかかりましたが、とても良い経験になりました。どんな作業にも対応できるという自信も身につきました。
故障している機械の不具合箇所を特定したときや、長期整備をやり切ったときは達成感があります。私はマルチなサービススタッフを目指しているのですが、経験を積むにしたがって業務の幅が広がり、技術・知識ともに自身の成長を実感できて、モチベーションが上がります。また、現場や用途によってカスタムが無限にあるので、それらを見るのも楽しいです。何年か前に、トンネルを掘るカスタム機を現場で見ました。先端には岩などを破砕するブレーカが付き、天井などを削るために機械の腕が通常と逆の上方向に曲がる仕様でした。工事現場好き&建設機械好きとしてはたまりません。発破も見ましたが、すごい迫力でした。
福利厚生が充実しているので、働きやすいです。また、研修制度がしっかりしているのも大きな魅力。入社後1年間はみっちり研修を受けるので、工場配属後も即戦力として活躍できますし、日常的に必要に応じて資格や免許の取得や、自分のレベルに応じたスキルアップの研修を受けることができます。溶接資格、高所作業車、クレーンの運転資格などは、配属後に現場で必要になって取得した資格です。再来月からはKCS(コベルコキャリアスクール)で学びます。2か月に1度、1週間くらい泊りながら、およそ1年間研修を受けます。どんどん成長できるのが楽しみです。
風通しが良く、年齢に関係なくみんなコミュニケーションが取れていると思います。上司や先輩は、自分たちをちゃんと見てくれて、正当に評価してくれているのもうれしいです。仕事もほどよく少し難易度が高い案件を振り分けられ、しっかり目を配ってくれて、行き詰まったときには手を差し伸べてくれます。良い上下関係があり、ダメなときは注意や指導も受けますが、上手くできたときには「さすがだね」などと声をかけてもらうこともあり、うれしいです。残業で工場に残っていたら、だれかが気づいて手伝ってくれますし、あたたかくて、とても楽しい職場です。
難しい業務でも、簡単な業務でも、手を抜かず最後までやり遂げることが大切だと思っています。たとえば、新車を納車するときは洗車するのですが、大きい機械なので細部が疎かになりがちです。でも、丁寧に、隅々まで、高いクオリティをキープするよう心掛けています。それが後々の信頼につながると思います。また、経験年数に関係なく、お客さまから見れば自分もKOBELCOのサービススタッフ、という意識を持って作業しています。現場で「分からない」は通用しないので、日頃の積み重ねや準備を大切にして取り組んでいます。
キャンプが好きです。計画して行くよりも、ふと思いついたら出かけます。テントを立てて、焚火して、ごはんつくって、ランタン照らして、寝る…といった、のどかなキャンプをしています。会社の同僚とオフタイムを過ごすことも多いです。スポーツ観戦をしたり、春には花見をしたりとアクティブに動くことが好きです。