エンジンや冷却ファンの音をダクト内で吸収し、「超低騒音」※1をクリア。コベルコは、規制値を超えた静かさを独自に「極低騒音」と呼んでいます。近隣の住民にも、作業員にも、低騒音の環境をお届けできます。
※1 国土交通省の指定制度上はあくまでも超低騒音型(基準値98db)で、
「極低騒音」はコベルコの独自表現です。
高密度60メッシュ※2フィルタで、吸気中のダストの侵入をブロック。冷却機器やエアクリーナーの目詰まりを防ぎ、性能を維持します。
波形のフィルタは、山部分で空気を通し、谷部分でダストを集じんするため、フィルタ自体の目詰まりも防ぎます。
※2 60メッシュ:1インチ幅に縦横60目数ある網。
※2 60メッシュ:1インチ幅に縦横60目数ある網。
日常点検はiNDrフィルタを目視チェックするだけ。汚れが目立っていれば、工具なしで取り外して丸洗いできます。
エンジンの排気系に新しく尿素SCRシステムを搭載し、NOx※2を無害な窒素と水に分解。PM※3を処理する排出ガス後処理装置との組み合わせにより、排出ガスを大幅にクリーン化します。
※1.SCR:Selective Catalytic Reduction
※2.Nox:窒素酸化物
※3.PM:粒子状物質
燃焼に必要な量の酸素を確保した上で、冷却した排気ガスを吸入空気と混合させ再注入。酸素濃度を抑えて燃焼温度を下げています。
環境性能で定評のあるいすゞ製エンジンを採用し、コベルコが建機用に独自のチューニングを実施。パワーと環境性能の常識を変えるエンジンです。またDPFレスにより、メンテナンスの手間も削減しています。
噴射の高圧化によって燃料を微細化。
燃えやすい状態にした上で、噴射タイミングの精度を高めて、燃焼効率を向上。
燃費軽減にも寄与します。
最適作業を叶える3つのモードを設定しています。
摩擦抵抗を抑えた配管設計やバルブ抵抗の最小化など、余分な圧損抵抗の削減に努め、燃費の向上に貢献します。
乗降遮断レバーアップ状態が続くと自動でエンジンを停止。待機時のムダな燃料消費をなくすとともにCO2排出量を低減。
※機械の稼働位置、電波状況によっては利用できないサービスがあります。
水温や油温、燃料噴射量やポンプ出力などの数値をセンサーで検知し、そのデータをコベルコに送信。数値が一定のレベルに達した場合、コベルコから適切な対応の提案をいたします。エンジンや油圧ポンプの故障の発生を抑制します。
※上記グラフはイメージであり、実際のご報告とは異なります。
冷却異常を感知し、ご報告いたします。
サービスマンがメンテナンス時に、ハイアイドル状態の静止した機械で自動診断モードを実施。データはタイムリーにコベルコサーバーで処理され、診断結果をお知らせいたします。状態観察に加えて、さらにきめ細かい分析で日常では気づきにくい予兆を検知します。
安定した稼働のために、作動油と燃料のフィルトレーションシステムを新設計。機械トラブルのリスクを減らし、耐久寿命を高めます。
作動油フィルタの入口と出口に圧力検出装置を設置し、圧力の差により目詰まりを検出。異常を検出するとカラーマルチディスプレイに警告を表示します。 コンタミが作動油タンクに侵入する前に検出できるため、油圧機器の故障を防ぐことができます。
新型のプレミアムファインフィルタがコンタミを除去。カバー付きにより交換時のコンタミ落下を防止します。さらに20tクラスのフィルタを採用することで、容量も60%アップしています。(SK125SR-3比)