クレーンのメンテナンス
コベルコクレーンニュース
2014.05.30
事故事例
経年使用のクレーンによる
作業中のつり荷ずり落ち事故
事故発生状況
20 年以上経過したクローラクレーンにおいて、主巻ウインチのクラッチが滑り、つり荷がずり落ちた。
原因
ドラムとクラッチバンドライニングとの間に錆、埃、摩耗粉等の蓄積
クラッチバンドの当たり面不足
対策
クラッチドラム周辺の点検を確実に行う
日常点検
作業開始前にクラッチドラム面に錆、埃、摩耗粉、油が付着していないことの点検を行なう。
法定検査
定期自主検査(年次)、性能検査の実施については、弊社指定サービス工場へご相談・ご用命ください。
点検ポイント
荷重試験を行う際はさらに、定格ラインプルをつり上げて、ウインチ力確認も同時に実施することを推奨いたします。
1か月以上の長期休車後に稼働する際についても上記の点検を推奨いたします。
チラシダウンロード(PDF:1.44MB)
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