クレーンのメンテナンス

コベルコクレーンニュース

2014.05.30事故事例

経年使用のクレーンによる
補巻フックの落下事故

事故発生状況

荷を1m吊った瞬間、吊り荷とフックもろとも落下した。
補巻クラッチスイベルと接続ホースが破損しており、大量の油漏れも発生させた。

原因

経年劣化による補巻用クラッチスイベルのシャフト部が抜けだし破損に至った。

対策

取扱説明書に記載している定期交換保安部品については必ず定期的に交換を実施する。

部品は使用または時間の経過によって部品内外部に変質劣化が進みます。
定期交換保安部品とは、その中でも、万一異常が発生すると重大事故につながる可能性のある部品をとりあげ、定期的に交換して安全確保、事故の未然防止を図っていただくようにしております。

点検ポイント

定期交換保安部品の詳細は取扱説明書をご確認して頂き、当社または最寄りの指定サービス工場にご相談のうえ、必ず定期的に交換するようにしてください。