2014.05.30事故事例
タワークローラクレーン作業にて機械本体手前の荷物を吊る為にメインブームを巻上すると「バーン」と音がした。本体を確認すると下部ブームのバックストップ取付部とバックストップが損傷していた。
過負荷防止装置の荷重表示が変動し作業出来ないとの事で、故障したまま使用を続けていた。
機械自体はブーム巻上、巻下含めクレーン操作全ての安全装置が 自動停止しないように 改造されていた。その為、ブーム過巻上げ停止が働かずブームを巻き過ぎた為、破損に至った。
自動停止機能を解除して、クレーン作業を行うことは労働安全衛生規則 第二十九条で禁止されています。