クレーンのメンテナンス

コベルコクレーンニュース

2025.12.15|Vol.30メンテナンス

ラジエータ、オイルクーラの
点検・清掃について

ラジエータ、オイルクーラ等のコアの目詰まりはオーバーヒートの原因となり、クレーン作業への支障や、エンジン及び油圧機器の寿命低下につながる場合があります。定期的な点検と、清掃を心がけましょう。

冷却能力の低下による影響

ラジエータ

ラジエータは、エンジンで発生した熱を冷却水を用いて外部に放散する装置です。ラジエータのコアに風を当てる事で内部を循環しているエンジン冷却水を冷却し、エンジンへ送り返します。コアが目詰まりすると、冷却効率が下がり、エンジンを適切な温度に保てなくなり、オーバーヒート状態に至ります。
この場合、クレーン作業を一時停止させ、冷却を優先させるといった対応が必要になります。

オイルクーラ(作動油)

ラジエータと同じ原理でオイルクーラを循環している油圧装置の作動油を冷却します。
コアが目詰まりすると、作動油を冷却できず高温となり、シールの損傷による油漏れや油圧機器の寿命などに影響を及ぼす原因となります。

ラジエータ、オイルクーラの設置場所やオーバーヒート時の処置はクレーンの取扱説明書 「2章 運転」をご参照ください。

ラジエータ、オイルクーラの点検、清掃

点検、清掃の推奨期間は毎月/100時間ごとです。
ラジエータとオイルクーラを目視で点検し、ホコリなどが詰まっている場合はエア(空気)で吹き飛ばして清掃してください。

★砂などの粉塵が舞う場所での稼働など現場環境によりコアが詰まりやすくなる事があります。
★夏場など、外気温が高いとオーバーヒートしやすくなりますので、早めの点検、清掃を推奨します。
 清掃が必要な場合は、弊社指定サービス工場へご相談ください。

目詰まりしたラジエータ コア

清掃後のラジエータ コア

ご不明な点がございましたら、弊社指定サービス⼯場までご⽤命ください。