2022.10.11|Vol.11注意喚起
高圧洗浄機を使用してクレーンを洗車する場合は、エンジンや電装品の故障、塗装・油膜の剥離を引き起こす場合がありますので取扱いにご注意いただいた上でご使用ください。
エンジンや電装品が配置されているガード内には直接高圧洗浄しないようご注意ください。また、洗浄時にマフラに水が浸入しないよう養生を行い、洗浄後は養生が除去されていることを必ずご確認ください。
アクスル(クローラフレーム挿入部)や油圧シリンダのロッド部は油膜によって摩耗や錆を防止しています。洗浄後は水分が無い状態にし、再度グリスアップ(油圧シリンダーのロッド部には作動油の塗布)を行ってください。
機械本体に付属している機器(ライト、ホーン、メタコン、作業灯、カメラ等)は、防水加工が施されているものもありますが、直接高圧洗浄すると水が浸入する恐れがありますので、距離を空けて洗浄を行ってください。また、塗装面に傷やひび割れがある部分に、直接高圧洗浄すると塗装が剥がれる恐れがあります。再塗装を行った上で、距離を空けて洗浄を行ってください。