クレーンのメンテナンス

コベルコクレーンニュース

2025.06.16|Vol.29ご案内

KWCP認定溶接士の所属会社のご紹介

当社では質の高い補修サービスを提供できるよう ”コベルコ建機 クレーンラチスブーム補修認定溶接士”(以下、KWCP認定溶接士)の育成を行っております。KWCP認定溶接士所属のサービス拠点について下記の通りご紹介させていただきます。

KWCP認定溶接士所属のサービス拠点

2025年5月現在

No. エリア 会社名 電話番号
1 関東 コベルコ建機日本(株) 東京工場 047-328-5034
2 東海 大興産業(株) 053-421-3551
3 四国 コベルコ建機日本(株) 徳島工場 088-676-2007
4 九州 (株)筑豊製作所 福岡支店 092-963-3161
5 (株)筑豊製作所 北九州支店 093-482-5761
6 (株)筑豊製作所 唐津支店 0955-78-1051
7 (株)コベックス 092-412-5070

補修の際は、変更届が必要になります。
詳細は、クレーンニュースVol.2をご参照ください。

クレーンラチスブームについて

 ラチス構造ブームは、高張力鋼の鋼管を使用し、主柱材4本に対してラチスを千鳥状に溶接することで剛性力と合成力を高めています。このブームは、垂直方向の動荷重だけでなく、旋回や風荷重などによる水平方向の動荷重、さらには作業上やむを得ず加わる偏荷重など、複雑な作業条件の下で使用されるため、高い強度、安全性、そして品質が求められます。

 クレーンブームは、クレーン作業時だけでなく、機械の分解・組立時や輸送時などの不注意により曲がりや打ち傷が生じる場合があり、これらの異常を放置すると重大事故に至る可能性があります。そのため、日常の点検・補修・交換など慎重な取扱いが必要です。
やむをえず損傷したブームを補修して再使用する場合、正しい材料、適切な溶接棒、適正な設備、確かな技量のある溶接士のもとで、細心の注意を払って施工されなければいけません。

※本文中の「補修」は、ラチスパイプ・ダイヤフラムの交換を指しております。
詳細はクレーンニュースVol.2をご確認ください。
損傷状況、損傷個所によっては補修出来ない場合があります。