コベルコ建機は1979年に自動車解体機を開発して以来の金属リサイクル機械のパイオニア。
現場の声に耳を傾け、ユーザとともに開発してきた製品も多く、そのため現場からは高く評価され続けています。
ユーザの声から見えてくる、コベルコ建機の金属リサイクル機械のポイントを紹介します。
[対象機種]
SK135SRD-7 / SK260DLC-10スクラップローダ仕様機
最適な座り心地を突き詰めるため、操作に伴って筋肉が収縮する際に生じる電気信号「筋電位」測定値に則してつくられたシート。筋電位の実測データに基づいて、人間工学や感性工学的な視点を盛り込みながら、最も低負荷で生産性が高い操作姿勢、シート高さを割り出しました。
シートの位置を従来機より30mm下げることで床面を踏ん張りやすくし、足の筋肉への負荷を軽減。また小柄な女性から大柄な人など、どんな体格の作業者にもフィットするポジションを確立。優れた吸収性が揺れなどの衝撃から身体を守ります。
SK235SRD-5 / SK210D-10は快適に作業を進められる振動吸収のよいサスペンションシートを標準装備。
[対象機種]
SK135SRD-7 / SK235SRD[LC]-5
エンジンや冷却ファンの音を機内で減衰させるとともに吸収する独自構造により高い静音性を実現。屋内稼働でも音がこもりにくく、屋外でも近隣への迷惑を最小限に抑えられ、オペレータのストレス軽減にもつながります。
金属製品の解体用に専用開発したコベルコ純正ニブラー。
軽量設計で微操作がしやすい刃先形状のマルチ解体ニブラーは、掴み、もぎ取り、引きちぎりなどさまざまな作業が行え、繊細さを要する分別作業も効率的に進められます。
また自動車解体ニブラーは、厚い刃先形状にパワフルな掴み力とカッタ切断力、旋回トルクを備え、圧しつぶしや切断作業がスピーディに行えます。
外部電源を利用する電力供給タイプのため、始業前点検、定期点検ともにエンジン式に比べ項目が簡略化。補充や交換が必要な消耗部品が電動系にないためメンテナンスの作業負荷も大幅に低減。給油設備やストック状況の確認も不要になります。さらには、電動モータの耐久寿命が長くライフサイクルコストも抑えられます。
低回転でも作動油流量を確保できる大容量タイプの油圧ポンプを採用し、エンジン駆動式と変わらない作業能力を発揮。環境性や省エネ性といった電動モータ駆動式ならではの特長も、それぞれ高い次元で実現。
[搭載機]
SK260DLC-10 / SK350DLC-10
機体の動安定性を確保し、作業効率を高める増量ウエイト、スペシャル増量ウエイトを搭載。SK260DLCスクラップローダ(ロングアーム)は従来より1,600kg増量したウルトラ増量カウンタウエイトを搭載。
[搭載機]
SK260DLC-10 / SK350DLC-10
パワーユニット、エレベータキャブ、増量カウンタウエイトの搭載に対応する形状のアッパフレームを専用設計。センター部縦板をはじめとする各部の板厚アップ、背板幅の拡張、底部の厚板鋼材補強など、さまざまな強化策が施されています。
[搭載機]
SK210DLC-10/SK260DLC-10/SK350DLC-10
エンジン直結型発電電動機の採用と新型コントロールユニットの開発などによる、シンプルかつ効率的なエネルギー伝達構造により、エネルギー伝達ロスの大幅な抑制、エネルギーの回生利用などを可能とし、さまざまな利点を生み出しました。その搭載効果は、作業量の増大や低燃費化、信頼性向上や低騒音化などさまざま。まさにマグネットシステムの技術革新と言える進化を遂げたコベルコのマグネットシステムです。
13~50トンクラスに計29仕様の充実したラインアップを展開
SK135SRD | SK235SRD | SK235SRDLC | SK210D | SK210DLC | SK260DLC | SK350DLC | SK500DLC | ||
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金属 解体機 |
マルチ解体機 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
自動車解体機 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
金属 マテハン機 |
リフティングマグネット仕様 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
マグネエース仕様 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
スクラップローダ仕様機 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
ハンドリング仕様機 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
実際にコベルコ建機の金属リサイクル機をご活用いただいているお客様の「生の声」をご紹介します。