コベルコ建設機械ニュース

Vol.260Apr.2023

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特集異業種対談
炎舞炊き
SK55SR-7

異業種対談

ユーザファーストの
製品
進化

見た目に大きな変化はないが、
実は常にユーザに寄り添いアップデートされている製品がある。
コベルコ建機でいえば、2023年4月に販売を開始した
4t・5tクラスの「SK45SR-7/SK55SR-7」もその1つだ。
また、かまどの炎の揺らぎをヒントに
製品化され人気炊飯器となった、
象印マホービンの「炎舞炊き」も確実に進化を重ねている。
今回、まったくの異業種ではあるが、
双方の開発担当者が「製品の進化」をテーマに、
ものづくりの姿勢や考え方について語り合った。

炎舞炊き
SK55SR-7

圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」
商品企画担当

象印マホービン株式会社
商品企画部
企画グループ サブマネージャー

三嶋 一徳 さん

三嶋 一徳さん
三嶋 一徳さん

「SK45SR-7/SK55SR-7」
開発担当

コベルコ建機株式会社
ショベル開発部
小型ショベル開発グループ
マネージャー

土橋 知之

土橋 知之
土橋 知之

市場オリジンな
製品開発姿勢を堅持

——今回の製品は、どちらも既存商品をアップデートさせた進化形だったと思いますが、それらが求められた市場背景を教えてください。

土橋:
今回の4t・5tクラスの油圧ショベルSK45SR-7/SK55SR-7は、2019年に販売を開始した7tクラスをはじめとするSR-7シリーズのコンセプトである“Performance × Design”を継承しました。そのコンセプトに基づき、機動性を発揮しながら燃費や操作性の向上、快適性の追求などを図るためのソリュ-ションとして開発された製品です。誕生の背景としては、道路や橋梁、河川管理施設など、高度成長期に整備され、半世紀を経過した社会インフラの老朽化が急速かつ同時進行的に進んでいることがあります。そんな再整備の対象が密集、さらに無電柱化なども進められている都市部にある狭小現場の工事需要にお応えしたい、という事情がありました。
三嶋:
炊飯器の市場変化としては、コロナ禍によるいわゆる「巣ごもり需要」の一環として、惣菜テイクアウトなどの中食の機会が拡大してきたという背景があります。そのなかで高まってきた「よりおいしいご飯が食べたい」というニーズに応えたいという想いから炎舞炊きのさらなる進化形として「NW-FA型(5.5号炊き・1升炊き)」をリリースしました。一方では、食生活の多様化により炊飯器需要の減速も進んでおりましたが、「日本の米食文化を守りたい」という想いもあって「より上質な炊飯を楽しんでいただきたい」と考えました。NW-FA型は、従来底面から釜を均一に加熱してきた底IHヒーター方式から、IHヒーターを複数化しました。かまどの炎の揺らぎのように激しい対流を生み出し、米一粒一粒に熱を伝えようという炎舞炊きの思想の進化形として、底IHヒーターをさらに増やして6つ搭載。縦横に激しく複雑な対流を生み出す「3DローテーションIH」を実現しました。
土橋:
当社は「真に価値ある商品、サービス、情報を提供することで顧客の満足に応えるとともに、豊かな社会の建設に貢献する」という企業の理念として、以前より「ユーザー現場主義」を掲げてきました。つまり、作り手が作りたいものを提供するプロダクト・アウトから、お客様が求めるものを提供していく、というマーケット・インへのマインドセットです。よりコンシューマに近い調理家電の開発では、そんな姿勢が一層求められているのではないでしょうか?
三嶋:
おっしゃる通りです。ご家庭の中で、炊飯器をはじめとする調理家電を主にお使いになるのは主婦の皆さまで、製品決定権も握っておられるケースが多いのです。そこで、開発者が自慢したいスペックを、あれこれと列挙するよりは、暖かさや温もりなど、製品から生まれる「暮らしをつくる」をコンセプトに、まず心地良さやおいしさを知っていただきたいと考えています。その意味では、開発者自身がユーザのマインドを持つ必要があり、私自身、OFFの日には家で料理を作っています。
土橋:
それは大切なことですね。
三嶋:
仕事と家庭のON/OFFをはっきり切り替え、生活者の目線を保ちたいのです。とはいえ、マーケット・インを頭の中で突き詰め過ぎると、今度は逆に実際の消費者の意識から乖離してしまう危惧もあります。要は、開発者とユーザの複眼で、市場や製品を冷静に見つめる眼差しこそが大切だということではないでしょうか。
土橋:
作り手とユーザ、両方の視点を保ちつつ、各々適度に距離をとって製品を一旦客観視する姿勢が大切だということですね。当社でも、営業担当やサービス担当からの提案やエスカレーションとともに、私たち開発者自身が現場で体感したり、さまざまな角度からの意見をお聞きしたりして、開発ベースにフィードバックしています。また開発過程で、評価担当者がユーザ視点で操作感などをチェックしたり、場合によってはお客様にモニターをお願いしたり。開発の節目節目で機能や操作性、インターフェ-スなどが、実需要に即しているか否かを見つめ直す姿勢を大切にしています。

かまどの炎の挙動から学び、縦横無尽に米を舞い上げる。
「3DローテーションIH」への進化を実現した炎舞炊き「NW-FA」

当初、底面のIHヒーターで釜全体を均一に加熱していた炊飯器。かまどの炎の揺らぎにヒントを得た「炎舞炊き」が、炊飯方法の概念を大きく転換した。かまどの炎は、揺らぎながら強弱をつけて釜の各部に当たることで、複雑な対流を生み、それがお米をおいしく炊きあげる効果をもたらしていた。そこで、IHヒーターの数や位置を変えながら、揺らぎが生み出す複雑な制御を追求。今回の開発で、6つのヒーターが縦横方向に複雑な対流を生み出す「3DローテーションIH」への進化を遂げた。

従来※1の底IHヒーター

従来の加熱方式は、1つの底IHヒーターで内釜全体を加熱していたが、一粒一粒に伝わる熱が弱かった。

〈炎舞炊き〉
3Dローテーション IH構造

底IHヒーターは加熱範囲を6ブロックに分け、2つのヒーターを対角線上で同時加熱。部分的な集中加熱を繰り返すことで、上下だけでなく、左右の激しい対流を引き起こし、釜の中心部までかき混ぜる。

※1 象印マホービン従来品2017年NW-AT型 ※2 中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較 2017年象印マホービン従来品NW-AT10型 約3.0W/㎠とNW-FA10型 約12.5W/㎠との比較。(象印マホービン調べ)単位面積当たりの火力算出方法=中パッパ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷IHヒーター加熱面積(㎠)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)

常に挑戦者で
あり続けるために

——リアルな市場動向を睨みながら、新しい挑戦を続けるためには、変化に対応できる柔軟な組織体制も大切ですね。

土橋:
先ほど「ユーザー現場主義」についてご紹介しましたが、それを開発やサービス部門などの細部にまで行き渡らせるためには、古い価値観にとらわれず、自由闊達な意見交流が図れる組織のあり方も重要です。各部門やエリアの評価・要望を吸い上げ、QCDS※を意識しながら、商品価値向上への施策を追求しています。幸い当社は、入社年次や職分にかかわらず、若手でも自分の意見をはっきり発言することを歓迎する文化があり、それが新たな挑戦を支援する土壌になっていると思います。また開発と製造部門との距離が近く、お互いに協力しながら、より良い製品を作り上げています。パートナーや協業者を含め、海外の技術者とのやりとりも多く、例え言語の壁があっても、手描きの絵や数式を示しながら丁々発止の激論を闘わせるケースもあります。そんな「図々しさ」もパワーの源泉ではないかと思っています。
三嶋:
自由な発想を促し、お互いに刺激し合い、高め合っていくためには、年次や部門、職制の壁は文字通り「障壁」でしかありませんからね。当社でも、各自のユニークな発想はまず否定せずに耳を傾ける、という風土があります。会議では、いつも笑いが絶えないんです。ここは当社の特徴かもしれませんね。
土橋:
貴社では、ご購入されたお客様のアンケートを丁寧に収集し、次の開発や改善の指針に役立てていると伺いました。また、コンシューマ製品ですから、人々のライフスタイルの変化も、大きな考慮ポイントになりそうですね。
三嶋:
そうなんです。ご購入いただいたお客様の満足度をアンケートで追跡調査していますが、97%程度は好意的な評価をいただいております。これを限りなく100%に近づけていくことが、私たちのモチベーションの源泉でもあります。一方、住宅の中で旧来のクローズドキッチンから、よりオープンなカウンターキッチンやアイランドキッチンなどが主流となってきた、という家屋の構造的な変化があります。つまり、食器や調理器具などもインテリア的要素を高め、「見せるもの」へと変わってきているのです。もちろん炎舞炊きでも、そんなニーズに応えるスタイリッシュさを追求しました。さらに、19年に販売を開始した「STAN.シリーズ」は、30代・子育て世代をコアターゲットとし、「その世代の人たちが本当に欲しいものを作ろう」を合言葉に、あえてデザイン先行でものづくりを始めたラインナップです。ちなみに「STAN.」というネーミングは「STANDBY、STANDARD、STANCE」などの意味を込めたもので、思い切って筐体から“ZOJIRUSHI”の文字を取り、象のロゴマークだけを掲げています。
土橋:
お客様満足度の追跡調査という意味では、実際のユーザの声を聴くために、東南アジアのジャングルの現場に出向いたことがあります。クルマを駆って、舗装されていない悪路を、砂埃を立てながら十数時間進んでいくのです。途中で故障した場合に備えて2台の車で向かいました。おかげで、想像を超える過酷な条件下でのマシンの使われ方やニーズを把握することができました。

※品質:Quality、コスト:Cost、納期:Delivery、安全・サービス:Safety/Service

本社併設の「まほうびん記念館」で、象印商品の進化についても語り合った(写真右)

本社併設の「まほうびん記念館」で、
象印商品の進化についても語り合った(写真右下)

デジタルと官能が交差する最適なバランスを追求

——製品の精度アップのために、どんな努力や工夫を図っていますか?

土橋:
剛性・連結体・弾性・流体などにわたって3Dデータに基づくCAE(Computer Aided Engineering)を進めていますが、一方で可動部の摩耗や劣化などは、実機による実験の繰り返しによって確認することも大切なんです。今後さらにDX化が進んでも、実機や人力によるアナログ的な検証は、決して無視してはいけないと思います。
三嶋:
当社でも、例えばステンレスボトルの蓋部分のヒンジなどは、実際に人力で開閉を繰り返すなかで、剛性などの検証を行っています。また、最も大切な「味」は極めて官能的な要素なので、成分組成や構造を数値的に分析しただけでは、正しい判断はできません。開発途中で何回も炊飯し、テイスターの舌による官能評価を大切にしています。
土橋:
SK45SR-7/SK55SR-7はミニショベルということもあり、都市空間にも溶け込むデザイン性を追求したコンパクトな筐体に、熱や振動等の問題を回避しながら、さまざまな部品や機能をどう納めていくかというレイアウトにも苦労しました。また、関連法規や輸出時にコンテナに載せるための高さ制限など、サイズ面でもさまざまな要求があり、限定的なスペースに効率的な実装配列を考えなければなりません。そういったときに、プラモデルや家電といった他分野の構造がヒントになったこともありますね。
三嶋:
先ほど申し上げたように、調理家電においてもデザイン性がますます重視されており、同時に収納性やコンパクト性も大切な要素となっています。そこで今回は、6つのIHヒーターの複雑な制御を担う基板をどこにどう収めるかが悩ましい問題でした。設計された回路の機能の最大化を意識しながら、より効率良くパーツを配置していく基板設計の部分から気を配り、コンパクトで機能的なパターン作りを進めました。
土橋:
官能チェックという面では、ショベルでも今回標準装備した液晶カラーモニタの位置やレバーの重さ/レスポンスなどフィーリングに関わる要素は、実操作の中で「人の感覚」に依拠しながら最適解を探す作業を繰り返しました。さらに、エアコンの吹き出し口の数や位置も、操作する方の快適性本位にベストポジションを決めていきました。今回の炎舞炊きの内蓋を拝見すると、蓋部分とジョイントするくぼみの肉厚なども、一枚の中で微妙に変化を持たせてありますよね。
三嶋:
よくぞ気づいてくださいました(笑)。内蓋にきちんと装着され、炊飯の圧力に耐えながら、しかも外しやすく強度を支える形状や肉厚を探るのに苦労しました。剛性を上げるためには、補強リブを配したりしがちですが、調理家電は衛生面が最重要ポイント。くぼみの隙間にも容易に指が入って簡単かつきれいに洗うことができることが至上命令でしたので、複雑な形状になるような補強加工を安易にすることはできませんでした。

最も厳しい日本市場から発想

——両社とも、国際市場でも高い評価を得ていますが、グローバルな視線が開発に還元されるのはどんな点ですか?

土橋:
欧州のお客様は、シートの色や素材などのインテリアにもこだわりが強く、自家用車のような居住性を求める声が大きいんです。これは、今後多くのユーザが求める重要なエレメントとして、重視していきたいですね。また北米では、パワーと費用対効果が厳しく求められますが、これもものづくりの基本に立ち返るものとして、意識していくべき要素です。一方、日本のお客様は、製品をとても大事に扱ってくださり、それだけ細部にまで目を向けたご注文が多いのです。その意味では、最も厳しい眼差しを持っておられる。そんなご期待に応えられる製品は、世界中どこでも必ず受け入れられるはずだと確信しています。
三嶋:
最近は、アジアをはじめ世界中で粘りやツヤ、甘みなどに優れた日本の米が愛されており、よりおいしく炊きたいというニーズの高まりのなかで、当社の炊飯器製品が選ばれています。確かに日本のお客様は、炊きあがりのおいしさはもちろん、炊飯器そのもののデザインや質感にも非常に厳しい。例えばNW-FA型の艶消しのマット感は、研磨や型押しなどの後加工ではなく、金型に細かなシワ模様(シボ)を刻み成型の時点で独特のしっとり感を出す工夫を図りました。私たちも、そんなディテールにまでこだわる厳しい審美眼に応える製品づくりは、世界市場でも通用するはずだと考えています。いずれにしても、「炊飯器は技術も市場もすでに成熟しきっている」などと考えたら負け。常に「お米をよりおいしく炊く」という原点に立ち戻り、改革を続ける姿勢を堅持したいものです。

さらに環境親和性の高い
ものづくりを追求

——一方、環境負荷を考慮した製品やものづくりプロセスのグリーン化も、大きな企業責任だと思いますが。

土橋:
今回SK45SR-7/SK55SR-7にも「iNDr+E」を装備しました。これは当社独自のエンジン冷却システムで、低騒音化に貢献。冷却排熱だけでなくエンジン排気ガスも下方に排出する仕組みです。防塵フィルタは、脱着が楽でそのまま清掃できますので、メンテナンス性にも優れています。また、Hモード(作業優先モード)・Sモード(省エネ・燃費重視モード)の2モード切替を設定しており、現場の作業負荷に合わせたモード選択が可能です。低燃費や低騒音をはじめとする環境性能の追求は、このSK45SR-7/SK55SR-7だけでなく当社製品のすべてに通じている特徴の1つだと思います。
三嶋:
当社は、保温・保冷効果に優れたボトル製品を通じて、マイボトルの利用促進と持続可能な社会を目指した『マイボトルキャンペーン』を06年より提唱しています。また、炊飯器開発に伴って大量に発生するご飯を農業肥料としてリサイクルしていました。さらに高付加価値化した「アップサイクル」を図り、天然由来成分99%の「除菌ウエットティッシュ」として販売しています。製品梱包の簡素化や、プラスチックの排除などを一層加速していきたいですね。
土橋:
例えば、自動車業界などでエンジンのEV化が進んでいるように、世の中の変化は変わり始めると加速度的に変わっていくものと考えています。今後、建設機械においても、取り巻く環境の変化に対応した製品開発をできればと思います。最初は「建機と調理家電というまったく別の製品カテゴリーで、話がかみ合うのだろうか……」と心配していましたが、ものづくりを担う者として共通する部分も多く、大変楽しく貴重なお話を伺うことができました。本日は、ありがとうございました。

「自らジャングルの奥地のユーザに会いに行く……
そこまでやっておられるのがすごい!」と三嶋さん。
「常にユーザニーズに立ち返るのが
ものづくりの原点ですよね、私たちも同じです」と土橋

  • 太田利之= 取材・文 text by Toshiyuki Ota
  • 鈴木康浩= 撮影 photographs by Yasuhiro Suzuki
SK45SR-7/SK55SR-7
進化の実像

SK45SR-7/SK55SR-7は、SR-7シリーズのコンセプト“Performance × Design”を継承した初のミニショベルだ。両機とも、生産性や作業効率などはもちろん、機能面や操作する人の快適性にも配慮した開発思想が随所に生きている。

ハイパワーとスムーズな操作性、快適性の向上

両機とも油圧システム全体の見直しで、掘削サイクルタイムは従来機比4%以上アップ。走行速度もSK55SR-7で同12%、SK45SR-7では同5%アップ(2速走行での従来機比)した。さらに、SK55SR-7は、登坂速度も同10%の向上を実現している。
こうしたパワーに加えて注目したいのが、今回標準装備されたカラーマルチディスプレイだ。各種先端アタッチメントの手元操作を可能にした「ハンドコントロールプロポーショナル(HCP)レバー」をオプション設定し、このディスプレイ上で流量調整が可能になる。
また、エンジン始動のパスワードや稼働時間を一目で確認できる稼働履歴、メンテナンス情報などさまざまな情報が高精細に表示される。
さらにエアコンは、オペレータを包み込むように吹き出し口を増設し、窓にも風を流すことでデフロスター効果もアップさせた。各種スイッチ、ダイヤル類へのLEDバックライト採用など、室内の質感と夜間作業の室内視認性も大きく向上。レバーポジションも最適化を図り、リストレストの標準装備や走行切替スイッチの取付位置改善によって、操作負荷を軽減し快適な作業環境を実現した。これはオペレータが求める機能性と快適性を追求した進化だ。

ミニクラスに解体仕様機が初ラインナップ

今回、耐久性・作業能力を向上させた強化型もミニクラスで初登場した。ブーム補強、アーム補強に加え、下部アンダーカバーの板厚を標準仕様の1.5倍に厚くし、車体下部の損傷防止に貢献。また、標準仕様機ではオプション設定のアーム&バケットシリンダカバーも標準装備し、落下物や狭所作業時に発生する損傷を防ぐ。さらに解体作業のガラや土木工事での固い地面も抱えられる補強バケットや、キャノピは前部格子ガード、キャブ選択時には前部に加え上部格子ガードも新たに標準装備となった。解体をはじめとする過酷な現場を見据えた、力強い進化系ラインナップだ。

高所の解体作業に対応できる、強化型ロングアームをオプション設定。作業内容にマッチしたアームの選択が可能に

視認性に優れたカラーマルチディスプレイを標準装備

オペレータの全身を風が包み込むように吹き出し口を増設

SK45SR-7/SK55SR-7の
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