コベルコ建設機械ニュース

Vol.247Jan.2020

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こんなところにコベルコ建機

[ in 種子島 ]

コベルコ製の建機が稼働する珍しい現場やエリアを訪問。その活躍ぶりをご紹介します。

コベルコ建機のクローラクレーンが種子島宇宙センターから
発射する
ロケットをつり上げる!

宇宙に飛び立つロケットも
コベルコのクレーンが運ぶ!

クレーンの仕事は、人力では動かせないものをつり上げて運ぶこと。実は、私たちが想像する以上にいろいろなものの運搬に使われています。

鹿児島県鹿児島市に本社を構える株式会社並松運送。2017年で創業60周年を迎えた同社は、運送業をはじめ、九州全土で消波ブロックの据付といった公共工事を手がけるなど、多彩な事業を展開しています。

なかでも特に珍しい現場があるということで訪れたのが、鹿児島県本土の南に位置する種子島。ここでは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)がもつ日本最大のロケット発射場の種子島宇宙センターから打ち上げるH-ⅡAロケットを船から下ろす作業が行われていました。

全長36m、重さ100tのロケット本体を、コベルコ建機のクローラクレーン、マスターテック7200Gとオールテレーンクレーンでつり上げ。これまでは、オールテレーンクレーンで対応していたものの、21年に発射予定のロケットがさらに大型化することに先駆けて、よりつり能力の高い同機を導入したといいます。

パワフルなマスターテック7200Gの活躍もあり、作業は無事完了。宇宙に飛び立つロケットも、コベルコ機によって支えられているんですね!

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港からロケットを運ぶためのトレーラも、マスターテック7200Gによって船からつり下ろされた

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種子島の現場で活躍する並松運送のスタッフの皆さん

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この仕事をしたのは矢印

株式会社並松運送
鹿児島県鹿児島市谷山港3-4-9
tel 099-263-0451
三浦伸一= 撮影 photographs by Shinichi Miura