NETISとは
New Technology Information System(新技術情報提供システム)の略で、
国土交通省が新技術に関わる情報共有および提供する目的でデータベース運用されています。
■新技術登録数 約3,600件。(平成28年6月末時点)
■インターネット利用により有用な新技術情報を容易に入手可能です。
■民間事業者の新技術を公共工事等において積極的に活用していくためのシステムです。
工事成績評定への加点
新技術を活用し条件を満たすことで工事成績評定に加点されます。
■工事成績評定とは
工事成績評定とは工事の成績表のようなものです。
工事が完成した段階で、発注者が工事ごとの施工状況、出来形及び出来ばえ、技術提案などを採点します。
施工者が新技術の活用を提案し(契約後提案、施工計画書、工事打合わせ簿による活用提案)、実際に工事で活用された場合は、工事成績評定での主任技術評価官の加点対象になります。
■工事成績評価点が高いと・・・
- 1.経営審査制度の評点に一定の得点が加算されます。
- 2.入札参加資格の工事成績評定点をクリアすることができます。
- 3.総合評価落札方式の公共工事において、企業の施工能力での加点が期待できます。
■工事成績評定での加点には、活用効果調査表の提出が必要です
活用効果調査表は国土交通省NETISウェブサイト(http://www.netis.mlit.go.jp/)より『活用効果調査入力システム』という無料の専用ソフトをダウンロードすることにより、簡単に作成可能です。
右図下図の手順によりダウンロードしてください。
総合評価落札方式での加点
総合評価落札方式とは、国土交通省発注の公共工事において価格以外の要素(コスト削減、整備する施設の性能・機能の向上、社会的要請への対応など)を評価対象に加えて総合的に評価する方式です。総合評価落札方式においてNETISに登録された新技術の活用を提案した場合、加点の対象になります。
右表下表のように、グラフの角度が大きい会社が評価値の高い会社となります。A社は入札価格と総合評価による得点のバランスが最も良く、C社よりも1,000万円高い入札価格にも関わらず落札することができました!
※配点の方法は提案を行った地方整備局などによって異なりますので、詳細については地方整備局までお問い合わせください。
登録製品一覧
製品絞り込み
絞り込み結果:50件
製品カテゴリ:
機種名:
安全に寄与する技術
省エネに寄与する技術
生産性向上に寄与する技術
登録製品に関するお問い合わせは、お近くの営業所へお問い合わせくださいハイブリッド機能付バックホウ
登録番号:TH-120029-VE
※注)2023年3月31日をもってNETIS登録技術掲載を終了しました。
■ コベルコのハイブリッドショベルは
NETISダブル登録!
低燃費性と生産性で “真のハイブリッド” へと進化したコベルコのSK200H/SK210HLC-10。NETISに登録された加点対象ショベルであり、しかもAIS(オートアイドルストップ)機能でも登録された、ハイブリッドショベル唯一の複数申請可能モデル。公共工事で使うなら、断然有利なコベルコをご活用ください!
■ NETISにおけるハイブリッドショベルの評価ポイント
コベルコ独自のハイブリッドシステムがさらに進化
新たに旋回電動モータを採用することで、ハイブリッド独自の高い複合操作性を実現。また、大型の発電電動機を大容量のリチウムイオンバッテリーで駆動することにより、エンジンを継続的にアシストし、負荷を大きく軽減。
旋回・掘削・走行時のパワーと低燃費を高次元で両立し、従来機を大きく超えた作業量を実現します。
掘削・走行時は、発電電動機のアシストにより、
エンジンの負荷を大きく軽減
高負荷稼働時 最大25kwアシスト
発電電動機が25kW(5tクラスミニショベルエンジンと同等の出力)にパワーアップ。リチウムイオンバッテリーに蓄電した電気により発電電動機をモータとして使い、エンジンをアシストすることで、燃料消費量を削減。
高い複合操作性を発揮するのは旋回電動モーター
独立したモーターが高い複合操作性を発揮します。
iNDr搭載極低騒音型バックホウ
登録番号:CG-100015-VE
※注)2021年3月31日をもってNETIS登録技術掲載を終了しました。
コベルコ独自のエンジン冷却システムiNDrを搭載した油圧ショベル全機種が、国土交通省「公共工事等における新技術活用システム」の新技術情報提供システムNETISに登録されました。
エンジンルーム内で生じる運転音が機体外部へ漏れることを抑えたiNDrは、その騒音低減効果による作業現場周辺への環境配慮と、防じん構造によるメンテナンス性の向上により「新技術」として登録されました。
公共工事での活用提案・入札において、断然有利です。
■ NETISにおけるiNDrの評価ポイント
従来型油圧ショベルのエンジン冷却方式(開口構造)に対して、エンジンルームを密閉に近い構造とし、運転音の驚異的な低減(極低騒音化※)を実現すると同時に防じん構造としたことが新規性として認められています。
iNDrショベルの活用効果としては、周囲作業者の聴覚確保による安全性向上、作業現場周辺環境への騒音配慮、オペレータの快適性向上、さらにはメンテナンスの簡便化が期待できます。
※国土交通省の指定制度上はあくまでも超低騒音型(基準値98dB)で、「極低騒音」はコベルコの独自表現です。
AIS(オートアイドルストップ)機能付バックホウ
登録番号:KK-100065-VE
※注)2021年3月31日をもってNETIS登録技術掲載を終了しました。
コベルコが2003年に業界で初めて油圧ショベルに搭載したAIS(オートアイドルストップ)機能。その大きな燃費低減効果とCO2排出削減効果が認められ、いよいよコベルコのAIS機能付バックホウが国土交通省主管の新技術情報提供システムNETISに登録されました。
手動により行われていたアイドリングストップを乗降遮断式レバーと連動させて自動化したAIS機能は、オペレータが機械から離れた際のムダな燃料消費をなくす省エネ・環境技術。燃料消費量とCO2排出量をともに最大20.8%の削減を実現しました(当社実測値)。
コベルコではiNDrバックホウに続くNETIS登録となったAIS機能付バックホウ。公共工事での活用提案・入札に、ぜひご活用ください。
■ NETISにおけるAIS機能の評価ポイント
「作業していないときはエンジンを停止する」という省エネ運転の基本を自動的に行えるのがAIS機能です。
乗降遮断式レバーが上がると一定時間後にエンジンを停止させるこの機能は、以前から省エネや環境負荷低減の視点から励行されてきたアイドリングストップを、手動によらず機械が自動的に行うことにより、確実に実行できるようにしたシステムです。
機械から離れる際のエンジン停止忘れがなくなることにより、燃料消費量およびCO2排出量の大幅な低減をはじめ、無人機の安全確保、騒音低減など、さまざまな効果が期待できます。
BOMAG エコノマイザー
登録番号:KK-110047-VE
※注)2022年3月31日をもってNETIS登録技術掲載を終了しました。
地盤剛性計測システムとして開発されたボーマクの「エコノマイザー」。
これまで転圧後のサンプリング測定に頼ってきた締固め状況の確認を、転圧作業を行いながら同時に行えるようになりました。
難しかった転圧品質管理が容易になるとともに、工程の短縮化、CO2排出の抑制、コスト削減といったさまざまな効果が期待できます。
■ NETISにおけるエコノマイザーの評価ポイント
地盤剛性計測システムとして開発されたボーマクの「エコノマイザー」。
これまで転圧後のサンプリング測定に頼ってきた締固め状況の確認を、転圧作業を行いながら同時に行えるようにしました。難しかった転圧品質管理が容易になるとともに、工程の短縮化、CO2排出の抑制、コスト削減といったさまざまな効果が期待できます。
締固め度を簡単に把握!機械に搭載した加速度計により、転圧レベルをLEDランプによって10段階でリアルタイムに表示。
■ エコノマイザーの特徴
- ○転圧と同時に地盤剛性を計測、定作業の効率化
- ○転圧不足ポイントの発生を防止
- ○転圧回数の削減で工期短縮
- ○過転圧を防止し、転圧品質の向上
- ○振動機構のトラブル発見が可能(転圧中のトラブルの防止、転圧品質の向上)
3DMC(ホルナビ+PLUS)搭載型バックホウ
登録番号:KT-180027-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)ICTの活用によって、建設生産システム全体の生産性向上を図る国土交通省の取り組み「i-Construction」。
導入が進む現場の課題を解決するコベルコ建機のICT施工のトータルソリューションとして誕生したのが「ホルナビ」です。
その中でNETIS登録されたのが「3Dマシンコントロール(ホルナビ+PLUS)」。これまで必要とされていた難しい複合操作を半自動化することで、経験が浅いオペレータでも高い精度の作業が可能となり、生産性の飛躍的な向上が評価されました。
■ NETISにおける3DMCの評価ポイント
- 施工性アップ!:
- アームレバー操作だけで設計面に沿った施工が行えるため、施工効率の向上を実現
- 品質アップ! :
- 簡単なレバー操作だけで初心者でも熟練オペレータ並みの高い精度の作業が可能に
- 経済性アップ!:
- 計測や確認作業に必要な作業員の削減や施工時間の短縮により、トータルコストを削減
衝突軽減システム付バックホウ
登録番号:KT-170051-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)比較的狭い場所が多い日本の工事現場では建機による事故が絶えず、作業員の安全管理は大きな課題となっています。 高まる安全への意識に応えるため、事故ゼロの現場を目指して開発されたのが建機メーカ初の衝突軽減システム「K-EYE PRO」。 すぐれた深度センサで死角エリア内の人や障害物を検知し、ディスプレイに表示。自動的に減速/停止します。現場の安全を向上させるシステムとして、新たにNETISへ登録されました。
■ NETISにおける衝突軽減システム(K-EYE PRO)付バックホウの評価ポイント
・建機メーカ初となる新技術、衝突軽減システムを搭載!
油圧ショベルの死角となる機械後方4箇所に配置された深度センサで、昼でも夜でも人や障害物を検知。ディスプレイ表示での注意喚起に加えて、自動的に減速/停止します。
・後方走行および旋回時の衝突事故を大幅に軽減し、飛躍的な安全性の向上!
障害物との距離によって減速エリア、停止エリア設定し、旋回、後進または走行時の死角エリアをカバー。建設現場における事故の6割を占めるという「挟まれ」「ひかれ」事故の発生を抑制します。
- センサが人や障害物を検知すると、キャブ内のマルチディスプレイに検知エリアを表示。 黄色が減速エリア、赤色は停止エリア内での検知を示します。 停止エリアで検知した際はアラームと警告表示でもお知らせします。
- 減速エリア内で人や障害物を検知すると、自動で減速を開始。停止エリア内で検知すると自動停止します。作業員に気付かず旋回、後進または走行した際の衝突事故発生の抑制に貢献します。
オートデセル・エコモード機能付き
省エネ建設機械(SK20SR-6)
登録番号:QS-130033-VE
※注)2024年3月31日をもってNETIS登録技術掲載を終了しました。
エンジン回転数を抑えて燃料消費を減らすエコモードやアイドリング時にエンジン回転数を自動的に低下させるオートデセル機能がスイッチ操作で簡単に切り替え可能。
また、外部エンジン停止スイッチにより、緊急時にワンタッチで即座にエンジンを停止できます。
経済性、環境適合性、安全性を向上させた3つの省エネ運転機能が評価されました。
■ NETISにおけるSK20SR-6の評価ポイント
- オートデセル機能
- 4秒以上操作レバーを中立にすると、自動でエンジン回転数を落とし、燃料消費の低減及びCO2発生を抑制。操作レバーを動かせば自動で元の回転数に復帰します。
- エコモード機能
- エコモードスイッチをONにすると、エンジン最大回転数を抑え、燃料消費の低減及びCO2発生を抑制します。
- 外部エンジン停止スイッチ
- 万一の時、オペレータがキースイッチ操作を行えない状況でも、周囲の人も直接エンジン停止が可能。機械が不測の状態になった時、エンジンを停止出来るので安全が確保できます。
チルトローテータ搭載型バックホウ
登録番号:KT-190045-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)バケットの360度回転と左右45度のチルト(傾き)角度制御が可能な、チルトローテータ※技術を搭載したバックホウがNETIS登録に加わりました。
さまざまな角度から施工面に対してバケットを自在に合わせることができるため、機械を移動させることなく幅広い施工範囲が実現可能に。また、多様な角度の溝整形や障害物を避けながらの整地など、チルトローテータ技術ならではの施工方法により、オペレータの作業負担を軽減。NETIS登録による公共工事での活用提案・入札でのメリットとともに、大幅な工期短縮に貢献します。
※バケットを傾け(チルト)、回転させる(ローテート)ことのできる油圧ショベル用先端アタッチメントです。
■ 機械位置を変えずに幅広い施工範囲
施工面に対して正対しての施工が必要な従来と比べ、機械を走行させることなく整形できる施工範囲が飛躍的に広がります。
■ キャブ内で容易にアタッチメント交換
先端アタッチメントをキャブ内にいながら簡単に脱着できる、クイックヒッチ機能を搭載。交換中にはオペレータおよび周辺作業員に対して音と光で警告し、安全面にも配慮。
※ミニショベルはキャブ仕様のみに装着が可能です。
■ 多様な使い方で作業時間の短縮に
- ならし(整地)
- バケット回転機能を活かして、施工効率化。整地作業の時間短縮に貢献します。
- 溝整形(角度付)
- 機体を傾けることなく、バケットをチルト+回転機能で最適な角度にし、多様な角度の溝を整形することができます。
- 障害物を避けながらの整地
- 機体を移動させることなく、障害物を避けて整地が可能です。
チルトローテータ搭載機の活用事例動画
イーグルアイビューシステム
登録番号:KT-200085-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)後方、左右3つのカメラ映像を合成することで、機械周囲270°を俯瞰的に見ることができ、その映像をカラーマルチディスプレイに表示する外周確認補助システム「イーグルアイビュー」が新たにNETISへ登録されました。
※KGSP「Eagle Eye View」後付けキット(コベルコ建機のアフター専用部品)もNETIS対象です。
■ NETISにおけるイーグルアイビューシステムの評価ポイント
従来は、後方の状況が見えず接触等の事故が発生しやすく、また、旋回や降車して目視による安全確認を行うという課題がありました。
新技術では270°の俯瞰映像がモニタ表示できるため、
- ● 接触等の事故を低減できるため、安全性の向上が図れる。
- ● 旋回や降車しての安全確認の手間を低減できるため、施工性の向上が図れる。
というメリットがあります。
後方、左右に広角・高解像度カメラを配置
3方向に向けて設置された広角カメラは、それぞれが90°を超える視野を確保。3つの映像を合成することで270°の周囲映像が完成。
個別カメラ切替えで細部をチェック
切替えスイッチにより「1.後方カメラ」、「2.イーグルアイビュー(全体)」、「3.右カメラ」に映像を切り替えることが可能。
周辺3mの作業者、障害物を確認
カウンタウェイト後端から3m、高さ1.9mまでを確認できるよう調整されています。
カラーマルチディスプレイ表示
前方視界を遮らない位置にレイアウトされたカラーマルチディスプレイに高画質映像を表示。
省エネ技術搭載型バックホウ
登録番号:KT-200147-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)一つ一つでは僅かな省エネ効果であっても、トータルすることで大幅な省エネ効果を発揮させることに取り組んだ、コベルコの省エネ技術が「省エネ技術搭載型バックホウ」として新たにNETISへ登録されました。
■ 省エネ技術搭載型バックホウの特徴
- ○ブーム下げや旋回リリーフのエネルギーロスを最小限とし、またそれをアーム押しなどの動きに再利用する等の技術
- ○ハイブリッドショベルの開発で培った独自の技術を応用
- ○エンジン冷却ファンは、風量を保ちながら消費馬力を低減
- ○同一燃費で作業量をアップさせ、また作業量を保ったまま燃費を低減することが可能
- ○14項目の技術を全て搭載した11%省エネ機種(4機種)と14項目のうち6項目の技術を搭載した8%省エネ機種(9機種)が対象。(下表を参照)
【 可変馬力制御 】
【 ブーム位置エネルギ回生+ブーム下げ完全再生 】
【 省エネ技術の内容と搭載型式 】
省エネ技術(制御内容) | トータル省エネ率 約11%を構成する技術 |
トータル省エネ率 約8%を構成する技術 |
技術の概要 |
---|---|---|---|
①可変馬力 | ○ | ○ | 作業負荷に応じて油圧馬力を最適にコントロールする |
②ブーム位置エネルギ回生 | ○ | - | ブーム下げ時の位置エネルギーを回収して、アーム押しの動力に還元することでポンプ動力を低減する |
③ブーム下げ完全再生 | ○ | - | 同上 |
④旋回リリーフカット | ○ | ○ | 旋回時の圧力上昇により、一部流量がタンクに戻らないように旋回速度をフィードバックすることで一部流量をロスすることなく利用する |
⑤ファン動力低減 | ○ | ○ | 最適な翼断面形状(カーブ)で必要風量の確保および消費動力と騒音を低減する |
⑥旋回逆レバーカット | ○ | - | 逆レバー時のポンプ吐出流量を最低値としてアンロード回路を開放し、ポンプ圧力も低圧にする |
⑦ポンプ最小傾転ダウン | ○ | - | 作業待ちで運転作業を行っていない間は、油圧ポンプの傾転を下げて作動油流量を減らし無駄なエネルギーを低減する |
⑧ブーム上げ供給カット | ○ | - | 掘削反力にてブームが持ち上げられる際、ブームへのポンプ流量をカットする |
⑨ポンプ効率の向上 | ○ | - | 使用頻度が高い領域のポンプ効率を改善した |
⑩専用リターン配管の新設定 | ○ | - | 大流量専用リターン配管を新設定(バケット、アームアウト)し圧力損失の削減で燃費改善をする |
⑪省エネ型コントロールバルブ | ○ | - | 油圧制御弁(新型コントロールバルブ)の開発によって大幅に圧力損失を削減する |
⑫最適アイソクロナス制御 | ○ | ○ | ポンプ制御とエンジン制御を最適に組合せ、システム全体としての省エネを実現する |
⑬エンジントルク設定 | ○ | ○ | 排ガス優先の燃費特性(トラック用エンジン)を燃費優先の燃費特性(ショベル用エンジン)に最適化する |
⑭エコモードの設定 | ○ | ○ | ECOモードは燃費重視ながら、作業スピードが落ちすぎないように油圧制御する |
該当機種 | SK200-10、SK250-10、SK330-10、SK470-10 | SK125SR-5、SK130SR+-5、SK130UR-5、SK135SR-5、SK225SR-5、SK235SR-5、SK125SR-7、SK130SR+-7、SK135SR-7 | - |
■ NETISにおける省エネ技術搭載型バックホウの評価ポイント
省エネ技術未搭載型バックホウから個々の省エネ技術を1台にまとめて搭載したバックホウに変えたことにより、省エネ率(低燃費率)が向上でき、温室効果ガス排出量の低減が可能となるため、省資源・省エネルギー化および地球環境への影響抑制が図れるようになります。
積込み荷重計量機能搭載型バックホウ
登録番号:KT-200109-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)土砂などの積載荷重を自動的に計量する機能を搭載したコベルコのバックホウが「積込み荷重計量機能搭載型バックホウ」として新たにNETISへ登録されました。
■ 積込み荷重計量機能搭載型バックホウの特徴
(1)積載荷重を自動で最適化
- ○土砂などの積込みにおける積載荷重を自動で最適化。
- ○積込み後の積載荷重調整作業が不要。
(2)先端アタッチメント切替対応
- ○先端で異なる判別信号・ロジックをユーザーメニューにて切替可能。
- ○ラグピッチが異なるバケットを加味した先端角度調整、重量・重心の算出が可能。
【 積込み荷重計量機能搭載型バックホウの概要 】
■ NETISにおける積込み荷重計量機能搭載型バックホウの評価ポイント
一般的なバックホウ+車両重量計から積込み荷重計量機能を搭載したバックホウに変えたことにより、
- (1)積載荷重の最適化を自動で行い、車両重量計による計量時に過積載と判明した場合の積込み量の調整が不要となるため、施工性の向上
- (2)積載荷重の最適化を自動で行い、車両重量計が不要となるため、経済性の向上
が図れるようになります。
【 演算システムの構成 】
車両搭載可能AIカメラ
登録番号:KK-200027-VE
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)ミニショベル向け衝突軽減装置OmniEye®に搭載された「車両搭載可能AIカメラ」が新たにNETISに登録されました。
本技術は、検知対象の人物・物体までの距離を測定し、設定した危険領域に応じて警報信号を出力するAIを搭載した安全監視カメラシステムです。本技術の活用により従来の交通誘導員の監視作業を代替し、建設現場における経済性・監視品質の向上が期待できます。
■ NETISにおける車両搭載可能AIカメラの評価ポイント
従来は作業員や誘導員目視によって行っていた安全監視を、新技術を活用することにより、AIカメラによる人物検知機能と距離測定機能を有する自動監視にすることができます。人物検知はリアルタイムで様々な姿勢や作業着、ヘルメット着用でも高速、高精度に人物として検出することが可能です。そのため、
- ・交通誘導員が不要となり経済性の向上が図れる。
- ・画像鮮明化機能により、視認性の悪い環境での人物検知性能により監視品質の向上が図れる。
というメリットがあります。
■ 車両搭載可能AIカメラを搭載したミニショベル向け衝突軽減装置 OmniEye®の4つの特長
特長1カメラ+AIで”人”を検知
モノを対象外とすることで効率よく作業を行うことを可能としました。
※周囲環境や検知対象によっては人を検知できない場合や、人以外の物を人と検知してしまう場合があります。
特長2ドライブレコーダー機能を搭載
高精度カメラを採用することで、別途映像記録装置を設置する必要がなく、これ一つでドライブレコーダー機能も搭載。
※標準同梱のUSB・64GBで約80時間(約2週間)の録画可能。(最大約600時間対応)
特長3後付けで着脱可能
取り付けはブラケットのネジ固定と配線作業のみ。すでにご利用されている機械に後付けが可能です。
※コベルコ建機指定の取付方法に従って取り付けてください。
※キャブ仕様とキャノピ仕様では取付部品が異なります。
※詳細は弊社販売店までお問い合わせください。
特長4機械停止後の作業再開手順
操作レバーを入れたままの状態での機械停止解除は急発進の恐れがあります。コベルコ建機はそれを防止します。
コベルコ建機の考える作業再開
システムで自動再開するのではなく作業者自らが周囲の安全
確認した後、作業再開する。
システムの作動対象をカメラ+AIで検知し、衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに、警報や警告ランプによりオペレータの衝突回避操作を補助します。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断したときは、自動的に機械の作動を停止させることで、衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与します。
キャブ仕様 | キャノピ仕様 |
---|---|
SK26SR-7 | SK26SR-7 |
SK28SR-7 | SK28SR-6,SK28SR-7 |
SK30SR-7 | SK30SR-6,SK30SR-7 |
SK35SR-7 | SK35SR-6,SK35SR-7 |
SK45SR-7 | SK45SR-6E,SK45SR-7 |
SK55SR-7 | SK55SR-6E,SK55SR-7 |
SK30UR-6 | SK30UR-6 |
SK38UR-6 | SK38UR-6 |
SK50UR-6E | SK50UR-6E |
※下記表は左右にスクロールいただけます。
キャブ仕様 | キャノピ仕様 |
---|---|
SK26SR-7 | SK26SR-7 |
SK28SR-7 | SK28SR-6,SK28SR-7 |
SK30SR-7 | SK30SR-6,SK30SR-7 |
SK35SR-7 | SK35SR-6,SK35SR-7 |
SK45SR-7 | SK45SR-6E,SK45SR-7 |
SK55SR-7 | SK55SR-6E,SK55SR-7 |
SK30UR-6 | SK30UR-6 |
SK38UR-6 | SK38UR-6 |
SK50UR-6E | SK50UR-6E |
※適合機種以外には取り付かない場合があります。
※コベルコ建機指定機種以外で使用した場合、適切に作動しない場合があります。指定の機種、仕様以外で使用しないでください。
K-D2 PLANNER®
登録番号:KT-220195-A
NETIS新技術情報提供システムHP(国土交通省)クレーン作業の施工計画を作成するためのRevit®アドオン型シミュレーションソフト「K-D2 PLANNER®」が新たにNETISに登録されました。本技術の活用より、経験の浅い技術者でも簡単に施工計画の作成が可能となるため、施工性の向上および工程の短縮が図れます。
■ NETISにおけるK-D2 PLANNER®の評価ポイント
従来は熟練技術者によって行っていた施工計画作成を、新技術を活用することにより、経験の浅い技術者でも簡単に作成できるようになります。また、
- ○施工計画に必要な負荷率や接地圧等の情報を容易に導き、作図もワンクリックで作成可能。作業時間の短縮に繋がり、現場生産性向上に貢献。
- ○事前にブームのたわみシミュレーションが可能となり、建物や足場等に干渉するリスクが低減できるため、安全性の向上が図れる。
といったメリットがあります。
■ K-D2 PLANNER®の機能
01. 直感操作
BIM資材をクリックするだけで、資材組付け時のクレーン姿勢の検討が可能。ユーザーインターフェースには、クレーンのシルエットや直感的にわかるアイコンを起用し、クレーンを熟知していないオペレータでも簡単に操作が可能です。
02. 施工計画をより簡単に
BIM資材の重量情報と連携し施工計画に必要となる負荷率や接地圧等の情報表示が可能です。
カタログスペックや2D-CADを用いた施工計画に比べ、効率化を実現しました。
また工事計画届への活用も可能なブーム側面からみた断面図もワンクリックで作成できます。
03. 様々なクレーンに対応
コベルコ建機のクレーンに加えて、タダノ・加藤製作所・住友重機械建機クレーンのクレーンモデルを搭載しており、多くの現場でご利用いただけます。
さらに、お手持ちの重機モデルも本製品に取り込むことが可能です。
※他社製及びお手持ちの重機モデルは一部使えない機能があります。
(接地圧、たわみ表現等)
04. クレーン選定をサポート
クレーン位置と資材情報を施工ステップごとに登録することで、その現場で使用できるクレーンが確認可能です。最小クラスのクレーンを選定いただくことで、コスト最適化に繋がります。
05. クレーンのたわみを考慮した干渉チェック
コベルコ建機のクレーンであれば、吊荷重に応じたクレーンの「たわみ」を表示可能。従来であれば熟練者の経験を頼りにしていた仮設部材との干渉チェックも、たわみを考慮して確認でき、より安全な現場を支援します。
06. 施工ステップを登録、プレゼンテーションでも活用
施工計画のステップごとに検討内容を登録することで、いつでも検討結果を再現できます。また、タイムライン表示で施工ステップのイメージを4Dで共有できるので、施工検討会などのプレゼンテーションで活用いただけます。
07. 現場とのコミュニケーション
検討した施工ステップは、Autodesk®社製のNavisworks®に出力することが出来ます。
施工現場で簡単に4D計画を共有できます。