概要
一つ一つでは僅かな省エネ効果であっても、トータルすることで大幅な省エネ効果を発揮させることに取り組んだ、コベルコの省エネ技術が「省エネ技術搭載型バックホウ」として新たにNETISへ登録されました。
省エネ技術搭載型バックホウの特徴
- ブーム下げや旋回リリーフのエネルギーロスを最小限とし、またそれをアーム押しなどの動きに再利用する等の技術
- ハイブリッドショベルの開発で培った独自の技術を応用
- エンジン冷却ファンは、風量を保ちながら消費馬力を低減
- 同一燃費で作業量をアップさせ、また作業量を保ったまま燃費を低減することが可能
- 14項目の技術を全て搭載した11%省エネ機種(4機種)と14項目のうち6項目の技術を搭載した8%省エネ機種(9機種)が対象。(下表を参照)
【 可変馬力制御 】

【 ブーム位置エネルギ回生+ブーム下げ完全再生 】

【 省エネ技術の内容と搭載型式 】
| 省エネ技術(制御内容) | トータル省エネ率 約11%を構成する技術 |
トータル省エネ率 約8%を構成する技術 |
技術の概要 |
|---|---|---|---|
| ①可変馬力 | 作業負荷に応じて油圧馬力を最適にコントロールする | ||
| ②ブーム位置エネルギ回生 | ブーム下げ時の位置エネルギーを回収して、アーム押しの動力に還元することでポンプ動力を低減する | ||
| ③ブーム下げ完全再生 | |||
| ④旋回リリーフカット | 旋回時の圧力上昇により、一部流量がタンクに戻らないように旋回速度をフィードバックすることで一部流量をロスすることなく利用する | ||
| ⑤ファン動力低減 | 最適な翼断面形状(カーブ)で必要風量の確保および消費動力と騒音を低減する | ||
| ⑥旋回逆レバーカット | 逆レバー時のポンプ吐出流量を最低値としてアンロード回路を開放し、ポンプ圧力も低圧にする | ||
| ⑦ポンプ最小傾転ダウン | 作業待ちで運転作業を行っていない間は、油圧ポンプの傾転を下げて作動油流量を減らし無駄なエネルギーを低減する | ||
| ⑧ブーム上げ供給カット | 掘削反力にてブームが持ち上げられる際、ブームへのポンプ流量をカットする | ||
| ⑨ポンプ効率の向上 | 使用頻度が高い領域のポンプ効率を改善した | ||
| ⑩専用リターン配管の新設定 | 大流量専用リターン配管を新設定(バケット、アームアウト)し圧力損失の削減で燃費改善をする | ||
| ⑪省エネ型コントロールバルブ | 油圧制御弁(新型コントロールバルブ)の開発によって大幅に圧力損失を削減する | ||
| ⑫最適アイソクロナス制御 | ポンプ制御とエンジン制御を最適に組合せ、システム全体としての省エネを実現する | ||
| ⑬エンジントルク設定 | 排ガス優先の燃費特性(トラック用エンジン)を燃費優先の燃費特性(ショベル用エンジン)に最適化する | ||
| ⑭エコモードの設定 | ECOモードは燃費重視ながら、作業スピードが落ちすぎないように油圧制御する | ||
| 該当機種 | SK200-10、SK250-10、SK330-10、SK470-10 | SK125SR-5、SK130SR+-5、SK130UR-5、SK135SR-5、SK225SR-5、SK235SR-5、SK125SR-7、SK130SR+-7、SK135SR-7 |
カテゴリ・タグから関連NETIS登録製品を探す
- # 油圧ショベル
- # 解体仕様機
- # 省エネに寄与する技術