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クレーン

潤滑油

潤滑油の基礎知識

潤滑油とは?

エンジンや油圧機器など油圧クレーンを構成する部品には潤滑油が必要不可欠です。
潤滑油は人間で例えると「血液」と言われる程とても重要なものです。
劣化した潤滑油を使い続けると、機械性能の低下はもちろん、最悪の場合エンジンや油圧機器の故障につながります。
日々点検を行い機械を常に最高の状態に保ちましょう。

潤滑油の種類

潤滑油の種類説明図
1.作動油
  • 役割
    • エンジンで生まれたパワーを油圧機器に伝達する「動力伝達作用」に加え、油圧機器内の摩耗を抑える「潤滑作用」や錆の発生を抑える「防錆作用」があります。 
  • 交換時期※1

    • 2年または2,000時間毎
2.ギアオイル
  • 役割

    • ギアオイルは主に旋回減速機・走行減速機・巻上/起伏ドラム減速機などに使用されます。潤滑・防錆・冷却など作動油と同じような役割がありますが、減速機内のギア部分には高荷重が加わるため、作動油よりも高荷重や極圧への対応に特化しています。 
  • 交換時期※2

    • 1年または1,000時間毎
3.エンジンオイル
  • 役割

    • 潤滑作用:エンジン内部の摩耗・焼き付きを軽減します。
    • 密封作用:シリンダとピストンの僅かな隙間に油膜を張ることで燃焼によって作られたエネルギーが逃げるのを防ぎます。
    • 冷却作用:燃焼・摩耗により高温状態になったエンジンを冷却します。
    • 洗浄作用:燃焼により発生したススや金属を吸着・分散し、エンジン内部に汚れが堆積するのを防ぎます。
    • 防錆作用:エンジン内部を錆から防ぎます。
  • 交換時期※2

    • 6ヶ月 または 500時間毎(エンジンによる)
  1. 機種によって異なります。詳細は取扱説明書をご確認ください。
  2. 交換の時期は目安となります。使用環境により劣化の状態は変わりますので早めの交換をおすすめします。

コベルコ純正品の特徴

純正品「潤滑油」の特徴

❶高い清浄性能
  • 燃焼により発生したススや酸化物を潤滑油中に分散させ、エンジンの各部に堆積することを防ぎ、燃費・エンジン出力の低下を防止します。

❷優れた耐摩耗
  • 優れた耐摩耗性により、エンジン内部・油圧機内部の摩耗を抑制します。

❸優れた酸化安定性
  • 高温による潤滑油の酸化を抑え、スラッジ(汚泥物質)の発生を抑制します。スラッジの発生を抑制することでエンジン・油圧機器の性能低下・焼き付けを防止し機械本体のパフォーマンスを最大限に発揮します。

点検・メンテナンスについて

オイル交換を怠ると性能の低下や破損の原因に

オイルを交換せず使い続けると、オイルが劣化し不純物が多く発生します。
エンジンの場合、不純物がエンジンの可動部・回転部に付着することで抵抗となりエンジン性能の低下や燃費の悪化の原因になります。最悪の場合焼き付けが発生しエンジンが故障します。
油圧機器の場合、循環性が低下することで油圧機器のシールが劣化しやすくなります。シールが劣化すると、外部から油圧機器内にゴミが侵入し油圧機器が故障する可能性があります。また、湿気等で作動油が乳化しフィルターが詰まる原因にもなります。

左:劣化した作動油 / 右:新しい作動油
定期的な作動油交換をしない油圧バルブ(スラッジ付着)

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