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コベルコ建機
ショベル

尿素 SCR システムを正しく理解し
ショベルの健康を維持しましょう!

2021年8月

尿素 SCR システムとは?

尿素 SCR システムはエンジンからの排出ガスに含まれる窒素酸化物 (NOx) を浄化するシステムです。

尿素 SCR システムが故障すると?

 

NOx を浄化しきれず環境汚染に繋がります。
また、エンジンの出力低下も引き起こします。

環境とショベルを守るために尿素 SCR システムを正しく使いましょう!

尿素水の取り扱い注意事項!!

① 必ず指定された尿素水〔純正 AdBlue®〕を使いましょう!

構成物や濃度が規格外の尿素水を使用するとエンジンは尿素水の品質を検知し出力を制限します。
また、尿素 SCR 内部が腐食しマシンダウンに繋がります。
例:SK135SR-7 の指定規格:ISO 22241-1 または JIS K2247-1

② 保管温度に注意しましょう!

尿素水は温度上昇により有効期限(製品寿命)が短くなります
重機ショベルの尿素タンクに補給済みの尿素水も同様です。
補給済みの尿素水は重機ショベルの稼働の影響を受けて高温になります。
稼働を長期間止める場合も注意しましょう

尿素SCRシステムの3つの上手な使い方

エンジンからの排気がDPFと尿素SCRシステムを通り、無害化されて排出される流れを示したフロー図。

1.エンジンを適切な温度で使いましょう!

低温状態でエンジンの稼働が続くと 尿素水がNOxと反応しきれず SCR システム内で結晶化します。 稼働前に機械の暖機を十分行い、 適切な温度で使いましょう。
尿素インジェクタ内部に残留した尿素水が、熱風により乾燥して結晶化する様子を示した断面図。

2.エンジン停止前は必ずクールダウン!

エンジン停止時には尿素インジェクタへ排気側の空気が流入します。 空気と尿素水の温度差が大きい場合、インジェクタ内に残留した尿素水が乾燥し結晶化します。 エンジン停止前には十分なクールダウンを心がけましょう。
運転席モニターに表示される尿素水タンクの残量レベルゲージ表示。

3.尿素タンクの量に注意!

タンク内の尿素水の減りが少ない状態で補給を繰り返すと 「尿素水が減っていない=故障」とエンジンが判断し 出力が制限される場合があります。 尿素タンクレベルゲージを確認し、 尿素水がある程度減った状態で補給しましょう。 尿素水の取り扱いについては 過去のコメンテニュースもご確認ください!

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