Dr.KOMENTE NEWSでは、機械の性能を維持し、重大なトラブルを未然に防ぐためのメンテナンス情報や、機械に搭載された装置の取り扱い方法、油圧ショベルに関連する法令などの耳寄りな情報を提供いたします。
定期的に水抜きをしましょう!!
油圧ショベルの燃料には様々な要因で水分が混入し、水分が含まれた燃料をそのまま使用するとエンジンの不調や故障を引き起こします。
このようなトラブルを防ぐために燃料フィルタは燃料から水分を分離する機能を有していますが、分離された水分をそのままにしていると燃料から水分を取り除くことができなくなってしまうため定期的に分離した水分の排出(=水抜き)が必要です。
バッテリの点検でトラブルを回避しましょう!
ショベルに必ず搭載されているバッテリ。バッテリはモニタやカメラ、作業灯、ワイパ、ECU、エンジン始動に必要なスターターモータ等、ショベルのあらゆる電装品に関係しています。
日々のグリスアップでショベルを長く使いましょう!
潤滑が不足すると、接続部の焼き付きや摩耗といった故障の原因となります。特にショベルの稼働初期はグリスが馴染み切っておらず摩耗が進みやすいため、よりこまめなグリスアップを推奨しております。
グリスアップを実施しショベルを万全の状態で運用しましょう!
ラジエーターの点検・清掃をしましょう!
ショベルに搭載されるラジエータは冷却装置の一種で、エンジンのオーバーヒート防止に貢献しています。
オーバーヒートは重大なエンジントラブルに繋がる危険性があるため日々の点検・清掃を実施しましょう!
油圧カプラについて知っていますか?
油圧カプラはアタッチメントの着脱時に便利ですが、正しく使用しないとトラブルに繋がります。
構造を良く知り、トラブルを防止しましょう。
フィルタの定期メンテナンスしていますか?
ショベルにはエンジン、油圧機器内を清潔に保つために多くのフィルタが使用されています。
フィルタの種類によって交換時期や条件は様々です。機械のパフォーマンスを最大限に発揮させ、機械寿命を延ばすためにもフィルタのメンテナンスを正しく行いましょう。
作業前に暖機運転していますか?
暖機運転をすることにより、潤滑油を各部に行きわたらせ機械が本来の性能を発揮できるようになります。
また機械寿命を伸ばすことにも繋がります。
エアコンのメンテナンスで
快適作業を!
夏の作業には欠かせない存在のエアコンディショナ、メンテナンスしていますか?
冷房の効きの悪さや悪臭を防ぎ、快適な作業環境を維持しましょう!
ハイリーチ仕様機、
正しく使っていますか?
ハイリーチ仕様機は便利ですが、正しく使用しないと危険です。
正しい検査・メンテナンスを実施し、安全に使用しましょう!
適切なクーラント(冷却水)を使い
エンジンの冷却能力を維持しましょう!
クーラントはエンジン内部で発生した熱を吸収しエンジンを冷却する能力を持ちます。
機械の長期保管時に
適切な準備・管理が必要です!
1ケ月以上長期保管する場合は、次回運転時に機能の低下を防止するため、適切な準備・管理が必要になります。
エンジンオイルのメンテが
健康維持のカギ!
エンジンオイルは機械の使用状況によっては劣化が早まります。適切な点検・メンテナンスにより機械の状態を健康に保ちましょう!
尿素 SCR システムを正しく理解し
ショベルの健康を維持しましょう!
尿素 SCR システムはエンジンからの排出ガスに含まれる窒素酸化物 (NOx) を浄化するシステムです。環境とショベルを守るために尿素 SCR システムを正しく使いましょう!
作動油及びフィルタは
早めの点検・交換が重要です
作動油・作動油フィルタの適正交換時期は稼働内容によって異なります。お客様の稼働状況に合わせた早めの点検・交換が必要です。
持っていますか?
油圧ショベルでの作業に必要な資格
油圧ショベルでの作業を含む特定の業務では、労働安全衛生法第 61 条にて業務に関わる免許・資格の取得、講習の受講が定められています。
その稼働環境
シビアコンディションではないですか?
機械を設計した時に想定している標準的な使用条件に比べて、より厳しい使用状況の場合には部品やオイル等の劣化が早まり故障することがあります。
エアブリーザエレメントも
定期交換部品です!!
エアブリーザが汚れると目詰まりを引き起こし吸排気ができなくなります。吸排気ができなくなるとエアブリーザが機能しなくなり機械の故障に繋がります。
金属マテハン機は日々の亀裂点検が重要です
対象物が重く、休みなく稼働する金属マテハン機はアタッチメントへの負荷が繰り返し、長時間かかる為過酷な稼働条件のもとにあります。
建物解体機は日々の亀裂点検が必要です
建物解体工事では土木工事に比べ、常に大きな負荷がかかっています。大きな負荷が長時間かかると、金属疲労によりアタッチメントに亀裂が発生する可能性が高くなります。
尿素SCR搭載機には
純正尿素水の補充および交換が必要です
劣化した水素水を使用したり、タンク内の尿素水残量がわずかになると、エンジンの出力に制限がかかってしまいます。
排出ガス後処理装置(DPF)が
ミニショベルにも搭載されました
DFPの性能を長く維持するため、必ず弊社指定の純正エンジンオイル及び低硫黄軽油を使用してください。
DPF付油圧ショベル
定期メンテナンスのお願い
DPFには稼働時間とともに燃えカス(灰分)が溜まりますので指定時間ごとの交換が必要となります。
リフティング・マグネット付き
油圧ショベルの取り扱いが変わりました
「荷をつり上げて移動させる」リフティング・マグネット付き油圧ショベルは「移動式クレーン」として取り扱われます。
燃料消費を抑えてコスト削減&環境負荷軽減
建設機械は使用状況に応じて排出ガスの性状や排出量が変わります。正しく使用し排出ガスの抑制に取り組んでください。
燃料は必ず軽油をご使用ください
灯油やA重油などを使用すると、十分なエンジン能力を発揮できないばかりか、様々なエンジントラブルの原因になります。